Chromis punctipinnis (Cooper, 1863)
鍛冶屋とセニョリータ
体長10 – 25cmのスズメダイ科の仲間です。東太平洋の亜熱帯域に分布し、岩礁帯や、ケルプが生い茂る藻場に多く生息します。
日本のスズメダイによく似ていますが、体色は青黒く、体の後半部に小さい黒色斑が入ります。ブラックスミスの名前は英語で「鍛冶屋」の意味があり、鍛冶屋が使う炭の色に由来している考えられます。日中はサンゴ礁付近で主に小さな甲殻類などの動物性プランクトンを食べて過ごし、夜間は岩の隙間で休みます。
また、ブラックスミスは自然環境においてセニョリータ(メキシコ語でお嬢さん、彼女の意)という名の黄色く細長いベラの仲間と共生していることが多いようです。セニョリータはいわゆるクリーニングフィッシュとして他の魚の皮膚についた寄生虫を食べてくれます。ブラックスミスは餌となる甲殻類を媒介として寄生虫が宿るようですが、煩わしい寄生虫を啄むセニョリータはなくてはならない存在です。

参考文献
WEB魚図鑑 | ブラックスミス 2025年3月1日閲覧
動物園&水族館に行こう!! | 水族館魚図鑑-セニョリータ(Oxyjulis californica) | (2024年3月2日) 2025年3月1日閲覧
“Blacksmith (Chromis punctipinnis) cleaned by senorita (Oxyjulis californica)” USC Digital Library 2025年3月1日閲覧
“Blacksmith” California Department of Fish and Wildlife, State of California 2025年3月1日閲覧