Sebastes melanops (Girard, 1856)
釣り上げると舌を出す?魚に舌はあるの?
体長40cm。東太平洋のアリューシャン列島、アラスカからバハカリフォルニアにかけて分布します。
北カリフォルニアにおける商業漁業や娯楽としての釣りの対象として主要な種であり、漁業はカリフォルニア州の法律によって地域や時期が規制され保護されています。
その名の通り黒やグレーが混じる体色が特徴で他のロックフィッシュに比べて口が目を越える範囲まで広がっており、よく似た同属のブルーロックフィッシュ(Sebastes mystinus)とはそこで区別できます。
ロックフィッシュなどの底生魚は釣り上げた際に舌を出した状態のものが掛かることがあります。実はこれは舌ではなく、膨張した浮袋の一部です。20m以下の海底から引き上げられた際に、浮力調整のために使用するガスで満たされた浮袋は、圧力が減り、調整する時間がないため、急速に膨張するという訳です。時には破裂して死亡してしまうこともありますので、釣った際には針などで穴を開けてやると長持ちさせることができます。ちなみに魚類に舌はあるのでしょうか?実は魚には人間のような自由に動き味を感じることはできませんが、舌が存在します。それはざらざらしていて獲物が動かないように固定する役目があるようです。

参考文献
“Sebastes melanops Girard, 1856 Black rockfish” FishBase. 2025年3月1日閲
“Black Rockfish (Sebastes melanops)”Washington Department of Fish and Wildlife. 2025年3月1日閲覧
“Black Rockfish” Marine Species Portal, State of California. 2025年3月1日閲覧
学研キッズネット | 科学なぜなぜ110番 | 魚に舌はあるの 2025年3月1日閲覧