砂場を掘り棲家をつくる大型のハタ

中・西部太平洋に分布し、沿岸の岩礁やサンゴ礁域に生息します。日本では琉球列島、小笠原などで水揚げされている体長1mにもなる大型のハタです。和名は漢字で「土穿」と書き、元々は大分県佐伯での呼び名です。浅場の砂地などを掘り、自分のすみかを作る習性から名付けられました。

体色の変化が著しく、白っぽい体に細かな黒点が無数に入るのが一般的ですが、黒点の大きさや量に変化があったり、逆に黒地に白い斑点があったりで、個体差があり、一見すると同じ魚とは思えないほど個性があります。

ツチホゼリは大型のハタです
体長1mになる葛西臨海水族園のツチホゼリ

参考文献

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 | ツチホゼリ 2024年7月28日閲覧

新潟市水族館マリンピア日本海 | 生物図鑑 | ツチホゼリ 2024年7月28日閲覧

大方洋二の魚って不思議! | 驚き!ツチホゼリの体色変化 | (2027年10月27日) 2024年7月28日閲覧


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