Chromis notata (Temminck and Schlegel, 1843)
多様なスズメダイの仲間
体長14cm。朝鮮半島や中国等、東アジア沿岸部、日本では秋田県、千葉県以南に分布しており、沖縄列島や小笠原諸島では見られません。スズメダイの仲間の中では最も北に生息しており、8℃までの低水温に耐えることができます。
体色は暗褐色で黒っぽい個体も存在します。曲線を描く背びれの形が特徴的で、13 – 14棘、12 – 14軟条あり軟条部分が後方に跳ね上がっています。スズメダイの和名は漢字で雀鯛と表され、スズメのような体色でタイに似ていることから名付けられたと考えられます。スズメダイ科にはクマノミの仲間も含まれ、そのほとんどが小型ですが、色鮮やかで観賞魚としても価値が高い種が多く存在します。種の数は400種以上で多様性があり、近年の網羅的な分子系統解析の結果に基づき分類体系が再編され、スズメダイ科は 4 亜科 4 族 29 属となりました。

参考文献
新潟水族館マリンピア日本海 | 生物図鑑 | スズメダイ 2025年2月8日閲覧
写真から探せる魚図鑑 | スズメダイ 2025年2月8日閲覧
プライベート・アクアリウム | スズメダイ 2025年2月8日閲覧
中村 庸夫 (2006)『魚の名前』東京書籍 pp.118