鎧のような皮膚は最大5cmの厚み

頭胴長(体長)310 – 420cm、尾長60 – 80cm、肩高170 – 200cm、体重1,500 – 3,500kg。インド北東部、ネパールに分布しています。角が一本あることが特徴です。また皮膚は鎧の様に分厚く、最も分厚い部分でなんと5cmもあります。食性は草食で陸上だけでなく、水に浸かって水生植物も食べます。

絶滅危惧種であり、1900年代初頭にはスポーツ狩猟や漢方薬のための角の採取による狩猟等により100頭程にまで減少しましたが、2022年現在の4,000頭程に回復しています。

子供を連れたメスを除き、大人のサイは単独で行動します。仏教で「犀の角」とは犀(サイ)の一本角の様に孤独に歩んで行け、とお釈迦様が説いた言葉に由来します。

参考文献

yanakiji | 皮膚の硬さは鎧なみ!?世界一皮膚が硬いサイの生態を学ぶ | (2022年9月22日) 2024年9月16日閲覧

WWFジャパン | ネパールのインドサイ保護に成果 | (2011年5月9日) 2024年9月16日閲覧

Ellis, S. & Talukdar, B. 2019. Rhinoceros unicornisThe IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T19496A18494149. 2024年9月16日閲覧

幻冬舎plus | お釈迦様のいう「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」とはどういうこと?| 『老いて、自由になる。』平井 正修 著 2024年9月16日閲覧

“Greater One-horned Rhino”. International Rhino Foundation. 2024年9月16日閲覧


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