クマノミとイソギンチャクに相性があるの?
全長 7cm。奄美大島以南の西部太平洋に分布します。サンゴ礁の浅い海域に生息し、シライトイソギンチャクと共生します。桃色の体色で眼の後ろと、頭部から背中にかけて白いラインを持ちます。
クマノミとイソギンチャクの共生には相性があります。例えばカクレクマノミはセンジュイソギンチャク、ハタゴイソギンチャクと相性が良く、トウアカクマノミはイボハタゴイソギンチャクと、クマノミはサンゴイソギンチャクと、相性の良さがあるようです。ハマクマノミにいたっては自然界ではほぼタマイタダキイソギンチャクのみと共生します。
クマノミをイソギンチャクと一緒に飼育する場合は、イソギンチャクに強い光源を当てたり、水温が28度以上にならないようにしたり、手間はかかりますがクマノミの習性を知る上では良いでしょう。
参考文献
Barrier Reef Anemonefish. AUSTRALIAN MUSEUM. (2020, December 22). 2024年7月15日閲覧
WWFジャパン | スタッフブログ | クマノミとイソギンチャクの共生 | (2020年8月6日) 2024年7月15日閲覧