Lutjanus sebae (G. Cuvier, 1816)

博物コレクターの名を冠したフエダイの仲間

成魚は全長60cmほど、稀に90cmに達し、フエダイ科の中でも大型です。アフリカ東岸・南日本・ニューカレドニア・オーストラリアまで、インド太平洋の熱帯海域に広く分布し、浅い海の岩礁・サンゴ礁周辺に生息します。

深白地に3本の赤褐色の縞模様が入り、大型になると縞模様が薄れ全身が赤褐色になることもあります。日本ではあまり漁獲されませんが、台湾や中国南部の海南島などでは漁獲量も多く、重要な食用魚となっています。

学名は「Lutjanus sebae」ですが、オランダの薬剤師、博物コレクターであるアルベルトゥス・セバ(Albertus Seba 1965 – 1736)の名を冠しています。セバは動植物・鉱物などの博物標本を収集し、晩年には精密な版画による動物図鑑「Thesaurus(宝物)」 を出版しました。その書は百科事典の先駆けとし後世に影響を与えています。そんなセバに敬意を表して命名された動物は他に、「アフリカニシキヘビ Python sebae」、「セバエアネモネフィッシュ Amphiprion sebae」などがあります。

センネンダイは紅白のストライプ
アルベルトゥス・セバ

参考文献

八面六臂 | 魚 | 天然鮮魚 | センネンダイ 2024年8月3日閲覧

Mazza, G. Lutjanus sebae. MONACO NATURE ENCYCLOPEDIA. 2024年8月3日閲覧

Dearborn, JJ. (2013, January 17). Albertus Seba’s Cabinet of Wonder and Awe. Biodiversity Heritage Library. 2024年8月3日閲覧

Rare Book – Albertus Seba, Locupletissimi Rerum Naturalium Thesauri, Planches Tome 1 & 2, Amsterdam, Janssonio-Waesbergios,1734-1735. Museums Victoria. 2024年8月3日閲覧

Red Ibis, Eudocimus ruber. Google Arts & Culture 2024年8月18日閲覧


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