ピラミッド模様のチョウチョウウオ
体長18cm。日本では紀伊半島以南、南はグレートバリアリーフ、東はハワイ諸島まで西太平洋のサンゴ礁域、岩礁域に生息します。サンゴ礁の外側斜面の流れが急な場所に群れでいることが多いようです。和名は水中が霞んで見えなくなるような大きな群れを作ることから名付けられました。
体側に大きな白色域があり、その形がピラミッドに見えることが英名の由来です。体側上方、背鰭、臀鰭は黄色っぽく、腹鰭と尾鰭は淡色。頭部は黒褐色ですが、飼育下では色が薄れることがあります。また、夜になると白色域が灰色がかり、体の両脇(ピラミッドの中腹あたり)に白く丸い模様が浮き上がります。
参考文献
美ら海水族館 | 美ら海生き物図鑑 | カスミチョウチョウウオ 2024年12月7日閲覧
粟国アーカイブス | 生物 | カスミチョウチョウウオ 2024年12月7日閲覧
鴨川シーワールド | 動物情報 | カモシアター | Vol.133~カスミチョウチョウウオの昼と夜~ | (2018年6月30日) 2024年12月7日閲覧