Plectorhinchus chaetodonoides (Lacepède, 1801)
クネクネ泳ぐ幼体の可愛らしさ
体長50cm。インド洋、西太平洋の亜熱帯沿岸域に分布し、岩礁やサンゴ礁周辺の浅海の砂底に生息するコショウダイの仲間です。幼魚の頃は赤褐色の体に黒く縁取られた大きな白色の斑紋が特徴ですが、成長と共に白地に暗色の斑紋へと模様が変化していきます。
種小名のchaetodonoidesとは「チョウチョウウオ属のような」という意味でチョウチョウウオ属に似て鰭が大きいことが由来です。アジアコショウダイ(Plectorhinchus picus)とよく似ていますが、斑点が大きく、鰓蓋の後ろの黒い縁がないことで、区別できます。クマノミのような模様を持ち、鰭だけでなく体全体をクネクネと動かしながら泳ぐ幼体の姿は可愛らしく人気で、観賞魚として流通しています。成体となると分厚い唇と立派な体つきはコショウダイらしくなり、沖縄では食用として市場で見かけます。

参考文献
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 | チョウチョウコショウダイ 2025年3月29日閲覧
海と島の雑貨屋さん | Fishes of Mina – 水納島の魚たち – | チョウチョウコショウダイ 2025年3月29日閲覧
“Plectorhinchus chaetodonoides” Reef Life Survey. 2025年3月29日閲覧