Haemulon flavolineatum (Desmarest, 1823)
フランス風の唸り声?
体長17cm。北大西洋西部、メキシコ湾、カリブ海からトリニダードにかけて分布しており、岩礁やサンゴ礁の上に数千もの大きな群れで生息しています。
アーモンド型の体型に銀白地に黄色の縞模様が頭から尾鰭にかけて入りますが、背鰭に近い3本の縞は真っ直ぐで、それ以外はやや斜めです。また各鰭も黄色に染まります。英名のグラントGruntとは「唸り声」の意味で、喉の奥にある二番目の歯列(咽頭歯)を擦り合わせてブーブーと音を出すことから名付けられました。
イサキ科Haemulidaeに属する魚を一般的にグラントフィッシュと呼びます。イサキ科の仲間ではイサキのほかに、コロダイやコショウダイなどが日本で馴染みの魚です。これらの魚は群れで生活しており、仲間と何らかのコミュニケーションを取るために音を発していると考えられます。

参考文献
“Haemulon flavolineatum (Desmarest, 1823) French grunt” FishBase. 2025年3月2日閲覧
“French Grunt” Discover Fishes, Florida Museum. 2025年3月2日閲覧
WEB魚図鑑 | イサキ科 2025年3月2日閲覧
ヘレン・スケールズ「魚の自然誌」築地書館 pp.283 – 309
“Barred Grunt” Ocean Conservation Research. 2025年3月2日閲覧