草亀ではなく臭亀?
東アジアの流れの緩やかな河川、湖、池沼、湿原に生息します。最大甲長は30cmです。
旧和名は「ヤマガメ」でしたが、捕まえられると臭腺(しゅうせん)から臭いニオイを放つことが論文で発表されてから、戦後は「臭いカメ」という意味で「クサガメ」と呼ばれる様になってしまいました。
日本にも数多く生息しますが、元々日本の固有種ではなく、朝鮮半島から人為的に移入されて繁殖したと考えられています。日本の固有種「ニホンイシガメ」との交雑種「ウンキュウ」もペットとして流通しています。
参考文献
国立環境研究所 | 侵入生物データベース | クサガメ 2024年9月8日閲覧
えどがわ環境財団 | 自然動物園ぶろぐ | なんで?クサガメ?? | (2018年07月11日) 2024年9月8日閲覧
エコ〜るど京大web | 【京大!バイオスクープ file 26】10月の爬虫類 クサガメ(前編) | (2023年10月16日) 2024年9月8日閲覧
魚津水族館 | 新着生物 | 富山県内の河川で見つかったウンキュウたち | (2023年2月28日) 2024年9月8日閲覧
東海大学生物学部生物学科 鈴木大 ホームページ|クサガメは外来種? 2024年9月8日閲覧