アジアゾウ Asian elephant


Elephas maximus (Linnaeus, 1758)

ゾウは足の健康が第一です

頭胴長(体長)5.5 – 6.5m、尾長1.2 – 1.5m、体高2.5 – 3.2m、最大体重6,700kg(オス平均5,400kg、メス平均2,720kg)。インド亜大陸とインドシナ半島(メコン地域)、そしてセイロン島、スマトラ島、ボルネオ島の3つの島に分布する、アジアを代表する大型の哺乳類です。

かつて日本ではインドゾウと呼ばれていましたが、インドから動物園にやってくることが多かったのでそう呼ばれていました。アジアの各地には古くから、知能の高いアジアゾウを「使役ゾウ」として飼いならし、共に暮らしてきた文化があります。こうしたゾウは、「ゾウ使い」と呼ばれる技能を持った人々によって訓練され、人や荷物の運搬や、土木工事などで力を発揮しました。また、芸を覚えさせたりすることでサーカスや興行での人気者となっています。しかし、近年は象牙を狙った密猟や森林破壊による生息地の減少により、野生種の個体数が減り、2023年現在では5万頭以下といわれています。人工的な繁殖は難しく、出産率はわずか0.7%です。そんな中、日本国内の動物園では2004年以降に16頭の繁殖に成功しています。

ゾウの大きな体を支える足は疾患になりやすく、足の健康を維持することが長生きする上で重要です。飼育下のゾウは爪を削ったり、挟まった小石を取ったりして、足のメンテナンスを毎日行います。警戒心の強いゾウですので、自由に足裏を見せてくれるように幼い時からトレーニングを行います。

参考文献

WWFジャパン | アジアゾウについて | (2020年4月24日) 2024年9月15日閲覧

読売テレビ | 道浦 俊彦TIMES (2014年11月18日) | 新・ことば事情 | 5599「アジアゾウとインドゾウ」 2024年9月15日閲覧

京都市動物園 | 飼育園ブログ | 獣医室だより049 アジアゾウの爪 | (2020年2月26日) 2024年9月15日閲覧


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