ショウジョウトキ Scarlet ibis


全身朱赤に染まるトキ

南アメリカ大陸の北部の沿岸部に分布します。体長約60cm。体色は鮮やかな朱赤色で、フラミンゴと同じく食べ物から得た成分で色鮮やかな赤色になります。ちなみに幼鳥の頃は黒色でだんだんと色が変わり、2年ほど経つと赤くなるそうです。通常は30羽程の群れで行動し、繁殖時には1万羽ものコロニーを形成することもあります。

和名の由来である「猩猩(しょうじょう)」とは中国に伝わる猿に似た伝説の生き物の名前で、お酒が大好きで真っ赤な顔をしています。日本における猩猩は海に棲むという設定も加わり、海に棲む赤い生物ということで名付けられたと考えられます。ちなみにオランウータンも色やその姿が似ていることから「猩猩」と呼ばれます。

ショウジョウの名前の由来は?

参考文献

静岡県立日本平動物園 | 動物紹介 | ショウジョウトキ 2024年8月18日閲覧

海遊館 | ブログ「海遊館日記」 | 猩々緋(しょうじょうひ) | (2015年6月1日) 2024年8月18日閲覧

THE能.COM | 演目辞典 | 猩々(しょうじょう) 2024年8月18日閲覧


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