エゾヒグマ Ussuri brown bear


Ursus arctos yesoensis (Lydekker, 1897)

意外とサケは食べません

日本に生息する陸生動物として最大であり、体長はオスが約1.9 – 2.3m、メスが約1.6 – 1.8m、体重はオス約120 – 250kg、メスが約150 – 160kg。480kgの個体もあります。4亜種あるヒグマの一つであり、北海度に生息します。

知能はイヌと霊長類の間くらいと言われ、高知能であることから好奇心も旺盛で、食料が不足したときには人里に下りてきて農作物を食い荒らし、人的な被害も懸念されます。頭が良いので農作物などが簡単に手に入るとわかると何度でも姿を現すのです。鼻はよく効くので食べ物のありかを探したり、他のクマの動向を知り、危険を察知するためにも役立ちます。雑食性で草や果実、昆虫や魚、腐肉などを食べます。

ヒグマは木彫り人形のようにサケを捕食するイメージがありますが、実際はそれほど食べることはないそうです。自然が比較的残る知床半島のクマでさえ全体の5%でしかありません。アラスカのヒグマが栄養源の30%をサケに頼っているのと比べるとかなり少ないと言えます。

メスや若いクマが一番恐れているのは成体のオスと遭遇することです。サケのいる川岸は視界がひらけており、他のクマと遭遇する確率が高くなるので避けているのかもしれません。

参考文献

サイエンスポータル | ニュース | 知床のヒグマはサケを意外に食べない | (2014年9月18日) 2024年9月16日閲覧

札幌市円山動物園 | 動物紹介 | エゾヒグマの生態と野生動物との共存について 2024年9月16日閲覧

環境省 | 動物愛護と適切な管理 | 「特定外来生物・特定(危険)動物へのマイクロチップ埋込み技術マニュアル」 | (2006年4月) 2024年9月16日閲覧

ヒグマの会 | ヒグマを知る | ヒグマの体~特に繁殖に着目して~ | 執筆:冨安洵平、監修:坪田敏男 2024年9月16日閲覧


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