Strix uralensis (Pallas, 1771)

夜に狩りができる秘密

全長50cm。スカンジナビア半島の東から日本列島まで帯状に広く分布する森林性の中型猛禽類です。フクロウはフクロウ科の総称でもあり、紛らわしいので「ウラルフクロウ」と呼ぶこともあります。日本では留鳥(年間を通して同じ場所に生息する鳥)として九州以北から、四国、本州、北海道にかけて分布しており、北からエゾフクロウ、ホンドフクロウ、モミヤマフクロウ、キュウシュウフクロウぼ4亜種に分けられます。夜行性で、餌はネズミ類が多く鳥類も捕食します。

「鳥目(とりめ)」と言われるように、多くの鳥類は夜間は目が見えないとされていますが、フクロウの目は人間の100倍にもなる集光力があり、逆に昼間は眩しすぎて行動できないようです。また聴覚にも優れており、その秘密は耳の位置にあります。右耳が右目の上に、左耳が左目の下についており左右上下非対称になっています。これにより上下左右どこから音が出ているのか把握でき、暗闇の中でも獲物の位置を知ることができるのです。

獲物を確実に仕留めるために、フクロウは飛ぶときに羽音を出さずに獲物に襲いかかることができます。羽ばたいても全く音がしないのは風切り羽には表面に細かい毛が生えていて、一枚一枚の羽根どうしがこすれて出る摩擦音を消すことができるからです。また羽根そのものが柔らかいことも関係しています。

2羽のフクロウ

参考文献

サントリーの愛鳥活動 | 日本の鳥百科 | フクロウ 2024年9月29日閲覧

板谷 浩男, 坂本 大輔 (2020年)「多摩川流域におけるフクロウの生息状況確認調査」公益財団法人 東急財団 2024年9月29日閲覧

南アルプスの宝箱 | コンテンツ一覧 | フクロウ 2024年9月29日閲覧

サントリー世界愛鳥基金 | トピックス | 月夜の鳥たち | (2012年11月) 2024年9月29日閲覧

日本テレビ |「所さんの目がテン!」| 闇夜の王者!フクロウ #487 (1999年6月27日) 2024年9月29日閲覧

大宮公園小動物園 | 飼育係より | フクロウたちの羽根の秘密 | (2022年6月15日) 2024年9月29日閲覧


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