Symphorichthys spilurus (Günther, 1874)
パラオで大群が集まる理由とは
体長50cm。東インド洋、西太平洋に分布しており、東はトンガ、フィジー、北は琉球諸島、南はニューカレドニアとグレートバリアリーフまで生息します。口吻が前に突き出したフエダイの仲間にも関わらずイレズミフエダイの吻先は短くなっています。また長く後方に伸びる背ビレと臀ビレも特徴です。体色は黄色で、側面に沿って青い縞模様があり、尾の付け根には大きくて暗い斑点があり、目と頭の後ろに2本の橙色の横帯があります。
通常は単体で行動し、小さな魚、底生の甲殻類、軟体動物を餌としています。特定の場所で大規模な産卵を行うことも知られており、パラオでは3 – 5月の繁殖期になると数万匹のも大群が集まり、満月から新月にかけての1週間に産卵を行います。

参考文献
“Sailfin Snapper” Animal Guide, Georgia Aquarium. 2025年4月20日閲覧
oceana | ダイバーなら一度は見たい!イレズミフエダイの数万匹の巨大群@パラオ | (2028年2月12日) 2025年4月20日閲覧