Paracentropogon rubripinnis (Temminck and Schlegel, 1844)
釣れるとがっかり?棘に強い毒を持つオコゼ
体長10cm。本州以南、朝鮮半島南部の沿岸部に分布し、浅瀬や岩場、アマモなどに生息します。夜行性で小型の甲殻類などをエサにします。
頭部前方に向かって櫛状に伸びた背鰭や臀鰭、腹鰭の棘には毒があり、刺されると激痛が走り、刺された患部は腫れて半日から数日痛みが続きます。毒はタンパク質性であり、熱で分解されるので患部を熱めのお湯につけると痛みが早く和らぎます。
防波堤での釣りでよく掛かる魚であるのですが、そんな危険が伴う厄介な存在であるためリリースされることがほとんどです。また身が少ないので食用とされることはありませんが、食べてみたら意外に美味しいそうです。また、特徴的な容姿であることから、水族館で展示されることもあり、東南アジア産の近縁種「Neovespicula depressifrons」は「淡水ハオコゼ」という名で観賞魚として流通しています。
参考文献
京都府農林水産技術センター海洋センター | 丹後の海の生き物(ハオコゼ)| 田中 雅幸 (2007年6月20日) 2025年2月24日閲覧
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 | ハオコゼ 2025年2月24日閲覧
TSURIHACK | 堤防釣りで釣れる毒魚“ハオコゼ”の対処法や食べ方!小さくても刺されたら激痛!| (2024年1月25日閲覧) 2025年2月24日閲覧
All About趣味 | 熱帯魚オンライン図鑑 | 淡水ハオコゼの基本情報とは? 飼育には塩分が必要!| 長谷川 秀樹 (2024年2月22日) 2025年2月24日閲覧