レッドテールブラックシャーク Red-tailed black shark


Epalzeorhynchos bicolor (H. M. Smith, 1931)

赤黒のサメ?実はコイの仲間

タイのメコン川、チャオプラヤ川原産のコイ科の淡水魚で、体長10 – 12cmになります。黒い体色に赤い尾びれが特徴的で特に若い個体はそのコントラストが際立っています。アクアリウムでも人気で野生個体を繁殖させたものが流通しています。また食性は雑食でコイ科の魚なので比較的何でも口にします。

シャークと名が付くのは流線形で背ビレの形がサメに似ているからです。同属の魚でよく似た「レインボーシャーク」がいますが、こちらは全てのヒレが赤くなります。またシャークの名では「シルバーシャーク」という種がいますが、こちらは原産地が異なり、違うグループに属します。レッドテールブラックシャークもレインボーシャークも縄張り意識がとても強いため、同属であっても混泳は避ける必要があります。

レッドテールブラックシャークは赤い尾びれが目印

参考文献

東京アクアガーデン | お魚図鑑 | レッドテールブラックシャーク 2024年12月15日閲覧

“Red-tailed Black Shark” Maidenhead Aquatics 2024年12月15日閲覧

“Red-tailed Black Shark” Aquadiction 2024年12月15日閲覧


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