プレーリードッグ Prairie dog


Cynomys (Rafinesque, 1817)

広大で複雑な巣穴は彼らの街です

体長30 – 40cm、尾長 8 – 10cm、体重 1 – 2kg。リス科プレーリードッグ属の動物の総称です。すべてが北米原産で、北米の草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴をつくり、群れで生活します。ネズミの仲間であるのに何故名前にドッグ(犬)がつく理由は、天敵が近づくと「キャンキャン」と犬のような鳴き声を発するからです。

群れは雄1匹に対して雌数匹という一夫多妻制で「コテリー」と呼ばれる家族を形成します。彼らは地下に作る広大な巣穴である「タウン」で生活します。「タウン」には多くの通路や部屋が入り組んでいて、小部屋にはそれぞれ決まった用途があり、子ども部屋や寝室、トイレの場所も決まっています。また、用心深いプレーリードッグは出口付近に見張り所を設け、外敵の動きを聞き分けています。地上の出入口は盛り土で見分けがつきます。

プレーリードッグは巣穴を掘ること、そして掘り直すことに多くの時間を費やします。実はほかの動物もプレーリードッグの恩恵を受けていて、この巣穴をヘビやアナフクロウも使い、プレーリードッグをその巣穴で捕食するクロアシイタチまでもが利用します。

北米では農地を荒らす害獣として駆除されてきて、20世紀中に98%も減少しました。農地や住宅地への侵入を防ぐために様々な方法が試まれましたが、背の高い草の緩衝地帯(Grass buffer)を設けることは、警戒心の強いプレーリードッグは通り抜けられないので、むやみに殺生しない有効な手段の一つです。

餌を食べるプレーリードッグ

参考文献

ナショナルジオグラフィック | 動物大図鑑 | プレーリードッグ | (2014年12月1日) 2024年7月20日閲覧

アニマルワンダーリゾウト | どうぶつ紹介 | プレーリードッグ 2024年7月20日閲覧

Prairie Dog. (2020, December 1). Defenders of Wildlife 2024年7月20日閲覧


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