Zanclus cornutus (Linnaeus, 1758)
繁殖期にパラオで見られる大群
体長25cm。インド太平洋の珊瑚礁域に生息します。白地に3本の黒い横帯が入り後半部が黄色に染まり、長細く伸びた口吻の根本に黒縁の黄色班が入ります。背鰭第3棘が長く伸び、眼隔部に小さな2本の突起を有することが特徴で、名前の由来にもなっています。チョウチョウウオ科のハタタテダイにも似ていますが、実は本種のみで形成されるツノダシ科に属しており、チョウチョウウオ科よりもニザダイ科のほうが近縁です。
とても珍しい種でありますが、個体数は安定しており、絶滅の懸念は少なく、ハワイやソロモン諸島、フィジー諸島など局所的に多く存在しています。特にパラオは繁殖期に多くのツノダシが集まり、群れで泳ぎます。1月と2月の上弦の月の後は特に大きな群れとなり、その数は1000匹になることもあるそうです。
参考文献
WEB魚図鑑 | ツノダシ 2025年2月16日閲覧
神原 勇『銀座水族館 – 七つの海の魚および水産切手 – 第19回』日新興業株式会社 2025年2月16日閲覧
海と島の雑貨屋さん | Fishes of Mina Island 水納島の魚たち | ツノダシ 2025年2月16日閲覧
マリンダイビングWEB | 【連載②パラオを潜ろう!最新情報】ツノダシの群れとサメが熱い!| (2023年7月23日) 2025年2月16日閲覧