蘭鋳にキャリコ模様が入った東京生まれの金魚
昭和26年(1951年)にニ代目秋山吉五郎氏が、蘭鋳に東錦を交配させ、作出した品種です。作出地である東京に因んで名付けられました。
体長は10 – 15cm。体型や背びれがないのはランチュウと同じで、体色は東錦のモザイク透明鱗のキャリコ(三色)模様が特徴です。二代目の死後、三代目秋山吉五郎氏を経て、東京都水産試験場水元分場の長澤兵次郎氏に改良が委ねられました。
最近では、日本向けに作られた中国産の優良な江戸錦が輸入されたりもしています。派生品種に江戸錦の尾が伸張した「京錦(キョウニシキ)」があります。
参考文献
大和郡山市 | 農林水産科 | 金魚の品種 | (2021年3月19日)2024年6月23日閲覧
金魚屋 Golden-Fish-Farm-OTOHIME | OTOHIME金魚図鑑 金魚の品種 江戸錦 | (2023年9月30日) 2024年6月23日閲覧
神畑養魚株式会社 | 金魚探訪記 | 江戸錦 小田氏 2015年 2024年6月23日閲覧
桜錦道〜桜錦愛好会〜 | 金魚カタログ | 江戸錦 2024年6月23日閲覧