カンムリコサイチョウ Crowned hornbill


Lophoceros alboterminatus (Büttikofer, 1889)

3月1日は「サイチョウの日」

体長50 – 54cm。アフリカ北東部から南部の沿岸および河川に生息します。白い腹と黒い背中、大きく赤いクチバシとそのカスクと呼ばれる突起があります。様々な果物や昆虫類を食べますが、しばしば空中で蛾などの飛んでいる昆虫を捕まえます。

カスクはサイチョウ類の特徴です。その役目はオスの同士が縄張り争いや配偶者争いをする際、互いの頭をぶつけ合って戦うときに武器として使われる為、鳴き声を増幅させる為等、諸説あります。ちなみに最初に日本に紹介されたサイチョウ類は「サイチョウ(Rhinoceros hornbill)」で、英名がそうであるように、発達したカスクがサイの角に似ていることから名付けられました。

サイチョウは見かけによらず、臆病で警戒心が強い鳥です。一度に4 – 5個の卵を産みますが、子育てはその性格故に独特です。まず大きな木の洞穴などに営巣し、メスがその中にこもり、内側からフンなどで僅かな隙間を開けて蓋をします。そしてオスがエサを運び入れ、ヒナが生まれた後もヒナとメスの分の食料を与え続けます。ヒナが大きくなり始めると、メスが蓋を壊して出てきます。すると中にいるヒナがフンで再び蓋をします。同じ手順でヒナは大きい順に出てきます。シーリングと呼ばれる営巣はヒナを外敵に見つからないように用心深く育てる手法です。

さて、日本動物園水族館協会では3月1日を語呂合わせで「サイチョウの日」と定めています。アジアでは生息数が減少している特異で希少な鳥を知ってもらおうと、周知活動を行なっています。

姿勢が良いカンムリコサイチョウ

参考文献

BirdLife International. 2016. Lophoceros alboterminatusThe IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22682396A92943440. 2024年9月14日閲覧

大内山動物園 | 動物図鑑 | オオサイチョウ 2024年9月14日閲覧

Crowned hornbill. ANIMALIA. 2024年9月14日閲覧

YOUTUBE | 東京ZoovieYouTubeチャンネル |とっておきトーク:上野のカンムリコサイチョウ 2024年9月14日閲覧

東京ズーネット | ニュース | 鳥班レポート2017──今年繁殖した鳥たち[3]カンムリコサイチョウ | (2017年10月6日) 2024年9月14日閲覧


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