Ambystoma mexicanum (Shaw & Nodder, 1798)

大人になるのは環境次第です

体長は最大で30cmになる両生類です。メキシコシティ南部の湖と運河に生息します。

日本ではウーパールーパーという名前で知られていますが、日本のCMで使われた際に英名のアホロートル(Axolotl)では印象が良くないとして付けられた名前です。アホロートルはトラフサンショウウオ科の幼形成熟個体を指す名称でもあり、アステカの火と稲妻の神Xolotlにちなんで名付けられました。Xolotlは犬にも関連しており、「atl」は古代アステカ語の「水」であるため、「水の犬」といった意味になります。

トラフサンショウウオ科のサンショウウオは幼体成熟(ネオテニー)することが特徴です。他の両生類は変態を経て成体となるのですが、ネオテニーは性的な発達が加速されて幼生の形態を残したまま性成熟します。メキシコサンシャウウオは全ての個体がそうではなく、水位が低いとかの外的な要因で、成体になり得ます。幼体と成体の外観があまりにも違うので別種だと見間違うほどです。幼体には角のように左右に3本ずつ外鰓がありますが、成体となり、肺呼吸をするようになると縮小・消失します。

野生種は黒や褐色のものが多く個体数はわずか100匹程度の絶滅危惧種です。日本でよく流通しているピンク色のものはアルビノもしくは白変種で、品種改良を重ねて生まれたものです。

メキシコサンショウウオの幼体
メキシコサンショウウオの成体

参考文献

神戸新聞NEXT | 連載・特集 | 話題 | 「ウーパールーパー」を覚えていますか “昭和”に一世風靡した不思議な生き物、今もペットとして根強い人気 | (2021年6月28日) 2024年6月16日閲覧

Meet the Peter Pan of salamanders, the axolotl. SUMMER 2021. WORLD WILDLIFE MAGAZINE. 2024年6月16日閲覧

サンシャイン水族館 | いきふぉめ〜しょん | 手足を失っても生えてくる!?ウーパールーパーの生態について調べてみた | (2021年2月2日) 2024年6月16日閲覧


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