腕が8本あるからタコクラゲ

傘径約10cm。インド洋から西太平洋にかけて分布します。体色が褐色なのは体内に褐虫藻が共生するためです。本来の体の色は青白いそうです。褐虫藻が光合成をすることで、あまった栄養をもらっているので光が当たる所を好みます。傘に触手はありませんが、傘の下にはフリルの付いた口腔腕が8 本あります。そんな外見からタコの名前がつけられました。

刺胞動物なので毒はありますが、刺されても気づかないことがあるくらい弱い毒性です。寿命は短く、飼育下において半年から1年ほどです。

タコクラゲの口腔腕はもげやすいそうです
マッシュルームのようなタコクラゲ

参考文献

東京ズーネット | ニュース | 「浮遊生物」コーナーのニューフェイス、タコクラゲ | (2018年11月2日) 2024年7月28日閲覧

いおワールドかごしま水族館 | 水族図鑑 | タコクラゲ 2024年7月28日閲覧


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