Scarus schlegeli (Bleeker, 1861)
別種とされていたメス
体長30 – 40cmになるブダイの仲間です。ブダイは雌から雄に性転換する「雌性先熟」の魚種です。1匹の雄を中心に何匹かの雌が集まってハーレムを作り、雄がいなくなると、最大の雌が速やかに雄に性転換します。
オビブダイは楕円形の形をしており、雄は濃青色で体後半に薄いブルーの帯が1本入り、雌は茶褐色に淡白色の帯が4本入ります。このように体に横帯が入ることが名前の由来です。雌雄で体色が異なることから、かつて雌は別種とされ、クロスジブダイの名で呼ばれていました。
インド洋東部から太平洋中部にかけての熱帯海域に分布します。岩礁やサンゴ礁や礁湖(ラグーン)などに生息しており、岩や珊瑚に付着した藻類の他に小さな甲殻類を餌にします。ヒブダイなどのブダイの仲間は板状に形成された丈夫な歯を持っており、藻類を岩ごとかじり取ります。



参考文献
東京都島しょ農林水産総合センター | 伊豆・小笠原諸島の魚 | ブダイ 2025年1月19日閲覧
“Scarus schlegeli (Bleeker, 1861) Yellowband parrotfish” FishBase. 2025年1月19日閲覧
WEB魚図鑑 | オビブダイ 2025年1月19日閲覧