Naso annulatus (Quoy and Gaimard, 1824)
姫と名が付く魚たち
東アフリカ海岸からハワイ諸島にかけてインド太平洋の熱帯域に分布するテングハギ属最大種です。通常体長45cmから最大で1mにもなります。また特徴的な角は幼体の頃はありませんが成長と共に長く伸び最大で20cmほどになります。
英名のホワイトマージンとは尾びれの白い縁取りに由来しています。和名に姫と付けられた由来ははっきりとしていませんが、一般的には標準種に比べて体が小さかったり、細かったり、目が大きかったりして、女性的な印象を持つ際に使われます。ヒメテングハギの場合は、テングハギ(Naso unicornis)と比較すると顎のラインが丸みを帯びていて、何となく「姫」であると想像できます。「姫」と名が付く魚は他にもヒメダイ、ヒメツバメウオ、ヒメウツボ、ヒメアイゴ、ヒメフエダイなどがいます。さてこれらの魚はヒメと付かない魚と比べて「姫」らしい印象を持っているでしょうか。

参考文献
“Naso annulatus (Quoy & Gaimard, 1825) Whitemargin unicornfish” FishBase. 2025年2月24日閲覧
“Ringtail Unicornfish, Naso annulatus (Quoy & Gaimard, 1825)” Australian Museum. 2025年2月24日閲覧
“Whitemargin Unicornfish” Endless Ocean Wiki. 2025年2月24日閲覧
大方洋二の魚って不思議! | 「ヒメ」と付く魚 | (2018年9月3日) 2025年2月24日閲覧