Chaetodon auriga (Forsskål, 1775)
眼に似せた模様と眼を隠す黒帯
全長20cm。紅海、インド洋、太平洋の熱帯域に広く分布するチョウチョウウオの一種で、日本では琉球列島、南大東島、尖閣諸島、小笠原諸島等に生息しています。また本州沿岸では黒潮に乗って死滅回遊魚として見ることができます。
名前の通り、成魚の背びれの後方が糸状に長く伸びことが特徴です。個体によってその長さは様々で、全くない個体もいるようです。この伸びたトゲは硬く、オス同士の縄張り争いなどで相手に突き刺したりします。
ところでチョウチョウウオの多くは頭部には眼を通る黒い帯模様があります。さらに本種のように背びれ後部に眼状班(アイスポット)と呼ばれる黒点を持つ種もあります。これらの模様は眼の位置を分かりにくくして敵からの攻撃をかわす役割があります。

参考文献
美ら海水族館 | 美ら海生き物図鑑 | トゲチョウチョウウオ 2025年3月30日閲覧
名古屋港水族館 | 海の仲間たち | 赤道の海【トゲチョウチョウウオ】 2025年3月30日閲覧