チンアナゴ Spotted garden eel


浮遊するプランクトンを

全長約 35cm。インド洋、西太平洋の熱帯域に分布します。グレー色に黒い斑点模様が特徴で、オレンジ色と白色の2色のストライプ模様は別種のニシキアナゴです。

チンアナゴはイヌのチンに顔が似ていることが和名の由来です。潮の流れがある砂地やサンゴ礁域に生息しますが、体の半分以上が砂の中に埋まっているのは警戒心が強いからです。危険を察知するとすぐに穴の中に引っ込みます。 潮の流れに乗って浮遊する動物性プランクトンを体を伸ばして捕食しますが、群れが水の流れてくる方向を一様に向いているのはその為です。

多くのアナゴの仲間の夜行性ですが、チンアナゴやニシキアナゴは昼間に行動し、夜は巣穴に潜って眠る生活をしています。

参考文献

サンシャイン水族館 | いきふぉめ〜しょん | 『チンアナゴ』『ニシキアナゴ』が砂に埋まっているのはどうして? | (2029年12月13日) 2024年7月28日閲覧

すみだ水族館 | コラム | 知っているだけで100倍かわいい!チンアナゴの豆知識 | (2028年11月12日) 2024年7月28日閲覧


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