Diodon hystrix (Linnaeus, 1758)
ネズミ顔のハリセンボン
体長約40cm、最大で90cmにもなります。世界の温帯から熱帯に広く分布、浅い海底性で岩礁域に生息します。日本では屋久島、琉球列島で見られるハリセンボン科の仲間です。
ネズミフグは皮・筋肉・精巣共に無毒で食用出来るフグです。沖縄では針と皮を取り除いた状態で売られており、ハリセンボンなどとともに「アバサー」と呼ばれ味噌汁で食べられます。和名はネズミに顔が似ているから名付けられたそうですが、可愛らしい表情と人懐っこい性格でダイバーの間でも人気です。
ネズミフグの属名の「Diodon」はギリシャ語に由来しており、「2つの歯」を意味します。骨格を見ると上下に板状の歯(歯板)あるのがわかります。実はハリセンボン科とフグ科で歯板の数に違いがあり、ハリセンボン科が上下2つあるのに対し、フグ科は上に2枚、下に2枚、合計4枚の歯板があります。いずれも強靭な歯で貝やウニ、甲殻類などを噛み砕くことができます。
参考文献
WEB魚図鑑 | ネズミフグ 2024年7月15日閲覧
MBC南日本放送 | たんぽぽ倶楽部 | ととナビvol.339 ネズミフグ | (2020年12月31日) 2024年7月15日閲覧
ふぐマガ | ふぐの仲間! 鋭いトゲを持つハリセンボン | (2019年6月28日) 2025年2月11日閲覧