ジャンプが得意な南米のアロワナ

最大で全長0.9mの淡水魚でアマゾン川など南アメリカに分布しています。

アジアアロワナに比べて大きくなりますが、平べったくて身体は柔らかいです。水面すれすれに泳ぎ、獲物を捕らえる時にはジャンプすることもあります。アロワナは中世代の化石からも発見され、1億年以上姿を変えていないと言われています。

さて淡水魚であるアロワナは海を渡ることもできないのになぜアジア(アジアアロワナ)やオーストラリア(バラムンデイー)、南アメリカ(シルバーアロワナ)、アフリカ(ナイルアロワナ)と大きく地域を隔てているのでしょうか。それはゴンドワナ超大陸にすでにアロアナの祖先が存在していたことを示します。ゴンドワナ大陸は南アメリカとアフリカ、インド、オーストリア、南極に分かれ、それぞれの大陸で進化していったのが現生種と考えられます。

銀色に輝くシルバーアロワナ

参考文献

足立区生物園 | 展示生物 | シルバーアロワナ 2024年9月16日

熊澤 慶伯「淡水魚アロワナが海を挟んで暮らしている理由」『季刊「生命誌」39号』(2003年) 2024年9月16日閲覧

四国新聞社 | 全国ニュース | 世界最古のアロワナ目新種/石川で発見の白亜紀化石 | (2008年11月21日) 2024年9月16日閲覧


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