ソデグロヅル Siberian crane


迷って日本に飛来します

全長125 – 137cm、翼開張230 – 260cm。シベリアに棲み、冬になるとインドや中国などに渡って越冬します。顔部には毛がなく赤い皮膚が露出しています。嘴と脚も顔と同じように赤褐色です。和名の由来にもなっているように、翼の先端部(初列風切)が黒くなっています。

世界でたった3,000羽しかいない貴重な種ですが、たまに迷った個体が日本で見られることがあります。渡りの途中で台風などの影響で迷って本来の目的地とは違う土地に降り立った鳥を迷鳥(めいちょう)と呼びますが、日本で見られる鳥のうち,100 種 ぐらいが 迷鳥 であると考えられています。

直立するソデグロヅル

参考文献

東京ズーネット | 動物図鑑 | ソデグロヅル 2024年8月3日閲覧

朝日新聞デジタル | 記事 | 赤いクチバシで踊るツル、鯖江で越冬中 福井県内で初めて確認 (2024年2月6日) 2024年8月3日閲覧

学研キッズネット | 辞典 | めいちょう【迷鳥】 2024年8月3日閲覧


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