Malagazzia hirsutissima (Akiyama, Horinouchi & Kubota, 2013)

まだまだ見つかる?新種のクラゲ

2011年9月に長崎県大村湾で発見された傘径1.5cmほどの小さな新種のクラゲです。浅いボウルのような傘に十字の放射水管が見えます。傘の下にはふわふわとした白い触手が200本以上あり、その特徴から「ワタゲクラゲ」と命名され2013年に学会誌で報告されました。

発見された大村湾九十九島周辺はクラゲの宝庫としても知られています。世界には3000種ものクラゲがいますが、ここでは100種類以上のクラゲが確認されています。波静かな入り江が多く、沖合いから暖かな対馬海流の一部が流れ込み、クラゲに適した環境なのです。九十九島ではこれまでに2件の発見がありました。

国内3例目は意外なところで発見されました。2024年のことで、場所は何と江戸川放水路です。そこは淡水と海水が混じり、水の流れが穏やかな場所で、プランクトン採取時に偶然網にかかったそうです。長崎と東京という離れた場所での発見は驚きです。ワタゲクラゲは刺胞動物門ヒドロ虫綱に属するクラゲです。このクラスのクラゲは単純な構造であり、ポリプ世代とクラゲ世代を繰り返します。小さな個体も多いので、まだまだ新種がいる可能性を秘めています。

江戸川放水路で見つかったワタゲクラゲ

参考文献

江戸川区 | 2024年8月8日 国内3例目!「ワタゲクラゲ」を子ども未来館職員が発見 2025年3月9日閲覧

九十九島水族館海きらら | クラゲシンフォニードーム/クラゲ研究室 | 九十九島のクラゲ 2025年3月9日閲覧

クラゲ屋 Japan Jellyfish Labolatory | ブログ | クラゲの特徴【ヒドロ虫綱】| (2016年3月22日) 2025年3月9日閲覧


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