Ctenochaetus strigosus (E. T. Bennett, 1828)
目のまわりにゴールドリングを持つニザダイ
体長15cm。ハワイ諸島とジョンストン諸島に固有のニザダイ科の魚です。青みのある暗色の体色に頭部は淡色の小さな斑点、後半部は淡色の細い縦縞が入り、目の周りが黄色いことが特徴です。また他のニザダイと同様に尾の付け根に鋭い棘を持ちます。サザナミハギ属の仲間であり、同属のサザナミハギCtenochaetus striatusと混同されることもありますが、サザナミハギは目の周りの黄色いリングがありません。
ハワイで収集されるアクアリウム向け魚の中で2番目に多く、個体数も安定しています。通常は単独で行動し、サンゴ礁や岩礁のある浅瀬で暮らしています。食性は主に植物食でサンゴや岩に付着する藻類を齧り、毛状の歯で濾し取ります。ニザダイの仲間のそのような食性はサンゴに影響を与え、個体数が増えることでサンゴ礁の質の低下と損失につながります。ちなみに属目Ctenochaetusは「剛毛」を意味する cteno と「櫛」意味する Chaetus の合成語で、歯の特徴が由来です。

参考文献
“Ctenochaetus strigosus” Saltcorner. 2025年3月20日閲覧
“Ctenochaetus strigosus (Bennett, 1828) Spotted surgeonfish” FishBase. 2025年3月20日閲覧