Canthigaster janthinoptera (Bleeker, 1855)
海の巾着袋は可愛いけど毒を持つ?
最大全長10cmほどの小型のフグです。インド太平洋の熱帯域、日本では八丈島以南に分布しており、水深30m以浅のサンゴ礁域や岩礁域に生息しています。
赤褐色の体色に薄青緑色の斑点が幾つも並び、その模様は英名Honeycomb(蜂の巣)の由来となっています。和名は豆絞り柄の巾着袋を連想させ可愛らしい印象です。アラレキンチャクフグとよく似ているのですが、シボリキンチャクフグは尾びれに斑点がないことで見分けることができます。
毒性については不明ですが、同属のキタマクラは強い毒を持ち、皮膚にも毒性があることが分かっています。その毒性の強さで北枕になってしまうという戒めを込めて名前がつけられています。キタマクラ属は39種知られていますが、毒性はまだ解明されていない種が多くあります。最近の研究でシマキンチャクフグに毒があることが判明しており、シボリキンチャクフグも毒を持つ可能性は高く、注意が必要です。
参考文献
海響館 | 海響館の生き物紹介 | シボリキンチャクフグ 2025年2月2日閲覧
海響館 | 海響館の生き物紹介 | No,010:シマキンチャクフグ 2025年2月2日閲覧
TSURINEWS | 「食べたら死ぬ」で知られる『キタマクラ』は素手で触ることもダメ? | (2020年6月19日) 2025年2月2日閲覧
Froese, Rainer; Pauly, Daniel (eds.). “Species in genus Canthigaster”. FishBase. 2025年2月2日閲覧