Cyprinus carpio (Linnaeus, 1758)

コイは滝登りをする?

体長約60cmの大型の淡水魚です。口ヒゲが特徴的ですがこれは餌を探すアンテナの役目があります。中央アジアが原産で、日本には中国から移入されたと考えられていましたが、福井県、岐阜県、滋賀県、長崎県の第3紀層(1600万年前)からコイの化石が見つかっています。

日本のコイは外来種との交雑が進み、ミトコンドリア(mt)DNAによる研究では琵琶湖に生息する個体のみが外来種との違いが明確にあり、在来種であると考えられています。在来種はマゴイ(ノゴイ)と呼ばれ、体高が低くやや細長い体型が特徴です。

コイは繁殖力が強いので世界各地で侵略的外来種として従来の生態系に影響を及ぼしており、北米のミシシッピ川水系では電気ショックで駆除するほどに繁殖しています。

さて日本でコイは絵画の題材になったり、改良種ニシキゴイが鑑賞の対象として愛好されたり、鯉のぼりや鯉料理など古くから親しまれています。立身出世の象徴として鯉の滝登りという中国の故事があります。コイは実際に滝登りをすることはありませんが、時折見せる川面を飛び跳ねる姿は良い事が起こる前兆を感じさせます。実際のところ何故飛び跳ねるのかわかっていませんが、体についた寄生虫を取り払おうとしていると考えられています。

繁殖力が強いコイ

参考文献

国立環境研究所 | 侵入生物データベース | コイ 2024年10月6日閲覧

みやさかや | 鯉ってどんな魚?〜生態について〜 2024年10月6日閲覧

CNN.co.jp | Odd News | 増えすぎた外来魚、電気ショックで一網打尽 米ケンタッキー州で深刻な問題に | (2019年8月1日) 2024年10月6日閲覧

松田養鯉場 | 錦鯉の病気と対策 2024年10月6日閲覧


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