アフリカタテガミヤマアラシ Crested porcupine


ボーンコレクター

体長約60 – 83cm。イタリア、北アフリカ、サハラ以南のアフリカに分布するヤマアラシの一種で、長さ約35cmの頑丈な針状の毛が頭、うなじ、背中に沿って生えています。

針は防御のためにあり、中が空洞になっており、振動させることでガラガラとした音を出して威嚇します。そして針を逆立て背中を敵に向けたままバックで突進します。相手を刺すと針は抜け落ち、刺さったままの相手を苦しめます。

夜行性で常に餌を探して動きまわっています。強い足で地面を掘り起こし、球根や根茎を食します。その他植物や果物なども食しますが、巣穴の内外に骨を集める習性があり、骨をかじることも知られています。これはカルシウムを摂取したり歯を研ぐためだと言われています。

3万本以上の針を持つアフリカタテガミヤマアラシ

参考文献

Evidence of scavenging behaviour in crested porcupine. Scientific Reports PMC7378177. National Library of Medicine. (2020年7月23日) 2024年6月23日閲覧

静岡市立日本平動物園 | でっきぶらし(News paper) | 同じトゲでも…(2012年4月) 2024年6月23日閲覧


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