目玉が連なる古代魚
体長は最大で1m。ナイフフィッシュは和名ナギナタナマズとも称されます。アロワナ目に含まれる古代魚で、本種は目玉のような斑点が体の後部に背骨に沿って連なるのが特徴です。東南アジア原産でメコン川、チャオプラヤ川、メクロン川流域に生息しますが、フロリダ州パームビーチ郡には外来種として定着しており、スポーツフィッシングの対象となっています。
夜行性であり、口に収まる生きた獲物は何でも捕食します。幼体のうちは安全のために水面の丸太や植物の近くで繁殖しますが、成長すると行動範囲を広め、単独で行動します。またこれらの魚は、停滞した水や酸素の少ない中で生き残るために空気を吸うこともできます。
参考文献
“Chitala ornata (GRAY, 1831) Clown Featherback” SERIOUSLY FISH 2024年12月7日閲覧
“Florida Invasive Species: Clown Knifefish” FLORIDA MUSEUM 2024年12月7日閲覧
“Clown fetherback” ANIMALIA 2024年12月7日閲覧