カージナルテトラ Cardinal tetra


ネオンテトラとは別種です

体長約4cm。南米のオリノコ川上流域とネグロ川上流域に生息するカラシン科の淡水魚です。ネオンテトラにそっくりなのでかつては亜種と考えられていましたが、1956年に別種として区別されました。カージナルの名前はカトリック教会枢機卿(Cardinal)の装束の赤色が由来です。

ネオンテトラに比べて少しスマートで体長も1cmほど大きく、腹部の赤色が頭から尾びれまであることで区別がつきます。また個体差がありますが、カージナルテトラの赤色の方が少し濃いようです。観賞魚として流通しているネオンテトラはほとんどがブリード(養殖)の個体に対して、カージナルテトラは野生の個体が多いようです。ですので見た目はそっくりにも関わらず、熱帯魚ショップでの値段はカージナルテトラの方が高くなります。

腹部全体が赤いカージナルテトラ

参考文献

東京アクアガーデン | COLUMN | ネオンテトラとカージナルテトラの違いとは!特徴や体色の差などを比較 | (2024年1月31日) 2024年8月17日閲覧

Cardinal, Roman Catholicism. Britanica. (2024, July 29) 2024年8月17日閲覧

Paracheirodon axelrodi (Schultz, 1956) Cardinal tetra. FishBase (2024) 2024年8月17日閲覧


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