Rhina ancylostoma (Bloch & Schneider, 1801)
サメかエイか?正解は
体長2.7m、体重135kg になります。インド太平洋の熱帯域に分布しています。沿岸部および大陸棚の水域で、70mの深さまでに生息します。エラ孔が腹部にあるのでエイの仲間ですが、サメの名が付くように体の後半部はサメにも似た姿です。分類はノコギリエイ目という特異な体の特徴を有するグループに属しています。
個体数は減り続けており、絶滅危惧IA類(CR)という絶滅の可能性が極めて高い評価です。個体数激減の理由の一つは乱獲です。肉は良質で、フカヒレは高級部位として高値で取引されています。また頭部に並ぶトゲは宝飾品として特にタイで人気となっており、リングやブレスレットに加工されてネット上で販売されています。このように食用以外でも利用価値が高いことで、乱獲の対象となり、この数十年の間に生息数が80%以上減少しています。2019年以降ワシントン条約(CITES)の規制対象になっていますが、国際間の違法取引は後を絶ちません。



参考文献
WEB魚図鑑 | シノノメサカタザメ 2025年2月2日閲覧
FUNDO | 【シノノメサカタザメ】名前はサメだが実はエイ!さらにフカヒレも獲れる不思議な奴! | (2019年10月15日) 2025年2月2日閲覧
ナショナルジオグラフィック | ニュース | 絶滅危惧シノノメサカタザメの違法取引がネットで横行、最新報告 | (2023年6月10日) 2025年2月2日閲覧