2m先も射ち当てる川の射撃主
全長約25cm。背中側に大小の黒いまだら模様があり、背鰭にも黒い斑点があります。スリランカ、インドからニューギニア、オーストラリア北部にかけてのアジア・オセアニアに分布します。淡水域から汽水域(淡水と海水が混じり合う中間領域)、特にマングローブ林が生い茂る海岸にに生息します。
その名は鉄砲のように口から水を噴射して獲物を撃ち落とす独特の習性に由来します。狙いはとても正確で、水面から2メートルもの高さの獲物を撃ち落とすことができます。
獲物を瞬時に見分けるテッポウウオは優れた視覚と知能を持っていると考えられ、ある研究によれば人間の顔も覚える事ができることがわかりました。
参考文献
ナゾロジー | 水中から2m先の獲物を撃ち落とす!テッポウウオの「射撃のしくみ」を解説 | (2022年6月21日) 2024年7月13日閲覧