尾びれ付け根の三の字が目印です

東アジア沿岸の暖海域に生息します。成魚の全長は約40cm、最大で50cmを超えます。尾ビレの付け根には4-5個の棘があり、棘の周りには楕円形の黒っぽい斑点があります。そのうち3個の斑点は大きく目立つもので、地方名「サンノジ」はこの斑点を漢字の「三」に見えることが名前の由来です。

磯臭さのため商品価値が低く、市場に流通していません。消化のために内臓が長く、磯の香りが内臓から身に移りやすいのが磯臭さの原因です。しかし近年では匂いを取り除くためにキャベツを餌にした養殖魚が寿司として商品化されたり、未利用の魚を活かす試みが出てきています。

尾びれの斑点が特徴的なニザダイ

参考文献

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 | ニザダイ 2024年7月13日閲覧

くら寿司 | 記事 | 国産低利用魚でサステナブル実現!キャベツで養殖した「ニザダイ」初の全国販売、くら寿司で9月16日開始! 「海洋資源の保全」 「漁業者の収入安定」 「安くて美味しい商品の安定提供」の3つのサステナブルを実現! | (2022年9月14日) 2024年7月13日閲覧


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