棘短めのとぼけ顔のフグ

太平洋の全温暖域に広く分布するハリセンボンの仲間で、最大で全長70cmほどまでに成長します。日本に生息するハリセンボンとしては最大で、棘は短めなのが特徴です。ネズミフグとよく似ていますが、イシガキフグはヒレに斑点があることに違いがあります。また泳いでいるときに棘が寝ているのがネズミフグで、立っているのがイシガキフグです。

無毒で沖縄ではトーアバサーと呼ばれ、食用にされます。ちなみにイシガキフグの名前の由来は石垣島とは関係なく、神奈川県三崎での呼び名で、棘が多数ある事からきています。棘を倒した通常の状態ではゴツゴツしていて積み重なった岩ような印象を与えます。

可愛い顔のイシガキフグ
イシガキフグはハリセンボンに比べ棘は長くありません

参考文献

動物園&水族館に行こう!! | 水族館魚図鑑-ネズミフグ(Diodon hystrix) | (2024年3月2日) 2024年12月1日閲覧

TSURIHACK | イシガキフグ(トーアバサー)の美味しい食べ方と毒について | (2024年1月16日) 2024年12月1日閲覧

美ら海水族館 | 美ら海生き物図鑑 | イシガキフグ 2024年12月1日閲覧

酒井商店 | ふぐマガ | 人工孵化に成功したことも? ハリセンボンの仲間「イシガキフグ」| (2024年7月31日) 2024年12月1日閲覧

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 | イシガキフグ 2024年12月1日閲覧


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