マレーバク Malayan tapir


森の中、光の陰影に身を潜める

マレー半島、スマトラ島、ミャンマー、タイ南部に分布します。河川や沼地などの湿地周辺の熱帯雨林に生息します。

体長180 – 250cm、尾長5 – 10cm肩高90 – 105cm、体重250 – 540kg。成体は頭、肩、四肢が黒く、胴部が白く、分かりやすい模様です。一方で幼体は白点と縞模様のウリ坊(イノシシの子ども)のような模様です。いずれも森の中の光と影の明快なコントラストをカモフラージュにしていると思われます。そう考えると幼体の模様は木漏れ日にそっくりです。幼体は生後6ヶ月程で成体と同じ模様になります。

横向きのマレーバク
座るマレーバク
下を向くマレーバク

参考文献

東京ズーネット | 動物たちの横顔 | 16 ツートンカラーのマレーバク 2024年6月8日閲覧


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