体長約29cm、尾長約41.5cm。大きさがリスのように小さく、体色も似ていることから「リスザル」と呼ばれます。中南米、ブラジルやコロンビア、フランス領ギアナ、スリナム、ベネズエラ、プエルトリコなどに分布しています。
森林に集団で生息し、木の実や虫、小鳥を食べます。比較的おとなしいサルですが、無理に捕まえたりすると噛み付きます。糞や尿の独特な臭いがあります。尿は手のひらに付けて、さらに足の裏にこすり付けることで、移動の際に木々へ自分の痕跡残すためのマーキングを行います。また同時に枝をしっかり握るための滑り止めの役目もあるようです。
リスザルは手足の手のひらからのみ汗をかくことができます。ですので温度調節機能は限られており、昼行性ですが朝や夕方の涼しい時間帯に行動します。