6本足?アジア最大のリクガメ
ミャンマー、インド、バングラデシュ、タイに分布し、甲長60cmになるアジア最大のリクガメです。ムツアシの名は後肢の付け根にある大きな棘状の突起が足に見えることから由来です。常緑の森林に生息し、草や葉、川の水草など採食しますが、カエルなどの小動物も好んで食べる雑食性です。
ビルマムツアシガメは雌が巣を作り孵化させる唯一のカメです。雌は前肢と後肢を使い落ち葉や木の枝、土などを集めて塚状の巣を作り、そこに50個もの卵を産卵します。雌は巣の上と近くに座って卵守ります。近年の研究によれば孵化期間の温度によって性別が分かれることがわかっており、29.29°Cを堺に低温で雄になる傾向、高温で雌になる傾向が強くなります。また孵化期間は60〜90日で、温度が高いほど孵化する期間が短くなることもわかっています。
参考文献
広島市安佐動物公園 | 動物紹介 | ビルマムツアシガメ 2024年12月14日閲覧
All About | 趣味 | ビルマムツアシガメの基本情報・飼育方法! アジアの黒い巨人⁉︎ | 星野 一三雄 (2024年8月28日) 2024年12月14日閲覧
Private Zoo Gardenf | エミスムツアシガメ 2024年12月14日閲覧