エンゼルフィッシュ Angelfish


人気のきっかけは1851年ロンドン博から

南アメリカ・アマゾン川水系原産の淡水魚で、全長12 – 15cmほどで、平たく、ヒレの端部が長く発達しています。熱帯魚の代名詞的存在であり、人気の始まりは1851年のロンドン万博からと言われています。

名前の由来は大きなヒレでゆったりと泳ぐ様が天使に似ているところからつけられました。観賞魚として品種改良が進み、体色の変化やヒレを長く発達させたりしています。気性が荒いシグリット属の中では比較的穏やかで、飼育は容易です。ちなみに英名のAngelfishは海洋魚であるキンチャクダイ類のことも指します。

原生のエンゼルフィッシュは3種類に分けられます。最もポピュラーなエンゼルフィッシュ「スカラレ種」、プロポーションの良さと大きく成長する事で人気のある「アルタム種」、そして顔付きが丸っぽい「デュメリリィ種」の3つです。その中で「スカラレ種」は全ての改良品種の元となっており、流通している約95%は本種の養殖された個体です。

参考文献

Psaradelis, Sarah (2024, August 12). “9 Amazing Facts About Angelfish: Species, Lifespan & More”. Pango Vet. 2024年9月16日閲覧

Pet Pedia | カラフルな人気熱帯魚、エンゼルフィッシュの魅力と飼い方 2024年9月16日閲覧

エンゼルフィッシュ.jp | 飼育マニュアル | 第1章 エンゼルフィッシュってどんな魚? 2024年9月16日閲覧


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