背筋を伸ばして見張り中

体長約30cm、体重約1kg。アフリカ南部に分布します。石や岩の多い荒地やサバンナに生息し、地中に直径10cm、深さ1.5mの巣穴を掘ってペアや家族で生活します。巣穴は外敵から身を守り、昼夜の寒暖差に耐え凌ぐためでもあります。また土を体に浴びることで毛並みや皮膚の健康を保っていると言われています。

ミーアキャットは背筋を伸ばして直立する姿がよく知られています。これは外敵を見張る姿勢でもあり、夜間冷え切った体を温めるために朝陽を出来るだけ浴びようする姿勢でもあります。

ミーアキャットの名前の由来は諸説あり、サンスクリット語でサルを意味するmarkataから、オランダ語で「湖(meer)と猫(kat)」を意味するmeerkatに変換されたものが定着したのではないかと言われています。またアフリカーンス語ではシロアリ(mier)と猫(kat)という意味で、シロアリを食する姿を見て現地の人が名付けたとも考えられます。

背筋を伸ばして直立するミーアキャット

参考文献

東京ズーネット | ニュース | ミーアキャットの土堀り(2010年7月16日) 2024年6月8日閲覧

ときわ動物園 | 飼育員ブログ | 3月25日 キャットだけど猫じゃない?なんの仲間? ミーアキャット(2024年3月25日) 2024年6月8日閲覧

Harper, Douglas. “meerkat”. Online Etymology Dictionary. Retrieved 28 April 2020 2024年6月8日閲覧


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